2019/03/06
清川 隆さん
■作者より
全て手びねりによる作品です。以前は日常生活で使えるものを求めて作っていたのですが、最近は「どういう形が出来上がると面白いか」がテーマになっていて、オブジェっぽい作品が増えています。
■ikuのひとこと
お待たせしました!
第2弾は、このところオブジェ系作品路線を快走中の清川隆さんです。
オブジェと一言で言っても、作るとなると、これがなかなかに技術がいります。かなりの構想の下に作り始めるわけですが、実際に作り始めてみると、あれ!バランスが…角度が…これからどうするか…となったりして、作品が誕生するまでには結構色々あったりします。
出来上がってみないと、どうなるのかわからないといった所でしょうか。そして、だんだんと不思議な形が立ち上がってくるわけですが、その過程は面白さにあふれていて(もちろん悩みにも)、作る楽しさはここにあると言えるかと思います。
良い感性と、確かな技術と、粘り強い作業から生まれた、最近の清川さんの作品群をご紹介いたします。
★ 2007年 陶芸財団展(国立新美術館)
入選(初出品) <あかり>シリーズ 作品Ⅲ
作品詳細
・H57cm×W28cm×D28cm
・古信楽土(荒目)
・ひもつくり
・古代呉須による下絵付
・透明釉
・酸化焼成 1240℃
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